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本山 李沙; 比内 浩; 駒 義和; 柴田 淳広
no journal, ,
原子力機構高レベル放射性物質研究施設(CPF)では、福島第一原子力発電所にて発生した廃棄物の処理・処分に向けた性状把握のため、汚染水や水処理二次廃棄物を受け入れ、放射化学分析を行っている。CPFの設備の特性上、ステンレスを腐食させるハロゲン系試薬の使用は避ける必要があり、既存の分析法で塩酸が用いられているNi-63について分析法の検討を行った。Ni-resinで粗分離した後、Cs, Sr, TRU核種等を複数工程で除去し、再度Ni-resinでNiを精製することにより、従来法と同程度の検出下限値を有する硝酸溶液系における分析法を確立した。当該手法の福島汚染水試料等への適用を開始した。
本山 李沙; 比内 浩; 駒 義和; 北脇 慎一
no journal, ,
東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所(1F)にて発生した廃棄物の処理・処分に向けた性状把握のため、汚染水試料等のNi-63分析を実施し、Ni-63と同様に放射化生成物として生成するCo-60と比較した。炉内構造物によく用いられるステンレス鋼を発生源と想定したCo-60/Ni-63比との差異が大きい試料も見られ、炉心外で発生して炉水によって運ばれ、炉心での放射化の後、炉心外配管へ付着・蓄積した腐食生成物の影響等が示唆された。